スタッフの協力がある事で初めて歯科医院経営は成り立ちます。
どこの歯科医院も歯科助手(受付)の応募は多く来るけど、衛生士の確保には苦労されていると思います。
当院も歯科助手の応募はすぐに来たのですが、衛生士の応募は全くありませんでした。
そこで知り合いの紹介で非常勤の衛生士を1名確保する事が出来ました。
開業当初は患者さんが少なく、非常勤の衛生士1名と常勤の歯科助手1名で診療していたのですが、
増患により新たに衛生士を確保しなければならない時、
ハローワークのリクエスト機能を使い2名の衛生士の雇用に成功しました。
歯科医院側からリクエストをする事で気持ち的に応募しやすくなるのかも知れませんね。
他にも、タウンワークに掲載をしたのですが、結果は同じで歯科助手の応募はあるが、
歯科衛生士の応募は全くありませんでした。
採用時の注意すべきポイント
当院の場合、以下の3つを基準に採用の合否を判定します。
健康状態：本人のやる気がいくらあったとしても精神的・肉体的な疾患がある場合、休みがちになり、その分他のスタッフの負担が大きくなります。
性格：性格が明るい事に越した事はありませんが、それよりも他のスタッフと仲良く出来る協調性が大切になってきます。当院のスタッフは皆、性格が大人しい為か揉め事が殆ど無く院長としては非常に快適で、診療に集中出来る環境となっています。
やる気：面接時に給料や休暇のみ質問する場合、その人の採用は見送った方がいいのかも知れません。私の経験では就職が決まっても給料や休暇の事しか考えておらず、歯科医院に貢献しようとする姿勢は全くありません。自分の要求が通らない場合、すぐに辞めてしまいます。
開業当初はスタッフの入れ替わりが激しくなる傾向にあります。
月日が経つにつれやる気があるスタッフが残り、安定していきます。
スタッフ間の揉め事も最初は経験しましたが、今は落着き、今となったら懐かしい思い出です。
