こんな私でも歯科開業医になれちゃいました

この度、歯科医院を開業致しました。 これまでの歯科医師人生で気づいた有益な情報や 趣味の読書と投資についてもブログで綴っていこうと思います。

暴落した時が最大の買い場であり、買い増しするチャンスです。

大暴落、でも今が耐え時か。

リーマンショックでもコロナショックでもそうですが、

暴落した時が最大の買い場であり、買い増しするチャンスです。

暴落時に投資を続けていた人は大勝した事でしょう。

基準価格が下がっている為、ドルコスト平均法で購入する場合、多くの口数の購入が可能です。

間違えても投資信託を全て売却し、他の資産への乗り換えは厳禁です。

高値掴みの危険性があります。

仮に私がメインで投資しているS&P500を売却したとしましょう、

株は金や債券などあらゆる資産と比べて高い収益率を誇ります。

そのお金を投資出来る魅力的な投資先は株以外にないと考えます。

結局は株から資金が逃げたとしても行く場所が無い為、

下がった処でまた戻ってくる訳です。

それにアメリカ株は全世界の時価総額の約55%を占めています。

アメリカ株に投資しない事は半分以上、全世界の株に投資しない事になりますので、

アメリカ株を避けて投資する事は出来ないと考えます。

取り崩す場合は年4%以内にしましょう。

第115回歯科医師国家試験

今年は115歯科医師国家試験ですね。

受験生の皆様、本当にお疲れ様です。

最近は私が受験した10年前よりも更に合格者が減少し、非常に難関な試験となっています。

今回は歯科医師国家試験の勉強の思い出についてお話ししようと思います。

まずは勉強の開始時期です。

開始時期は4年生後期から、歯学総体が終わって部活を引退してから本格的に国家試験の勉強を始めました。

4年生後期からのタイムスケジュールです。

8:30 起床

9:00~16:00 大学

16:30~21:00 昼寝

21:00~22:00 お風呂、夕飯

22:00~7:00 勉強

7:00 就寝

睡眠時間:6時間

勉強時間:9時間

休日は大学に行かなくていい分、もっと勉強をしていました。少なくとも14時間以上はやっていたと思います。

4年生だったら普通CBTの勉強をするのではと疑問に思う人もいるのかも知れませんが、

私の場合はCBTの事を無視して国家試験に向けて勉強を2半の間やり込みました

国家試験がラスボスでCBTが中ボスみたいなものですから、ラスボスを倒せる位のレベルがあれば中ボスなど簡単にやっつけられると思ったからです。

私の好きなドラクエⅴに例えるとブオーンの事は無視しエスターク討伐に向けて懸命にレベル上げをするみたいなものです。

もしかしたら、20代の学生さんには解りにくい例えだったかも知れません。

結果、取り掛かりが早かった分、学年では常に上位10%以内をキープしCBTと国家試験両方に難なく受かりました。

私の勉強法

4年生後期まで、ロクに勉強していなかった為、学年では下位10%には入っていたと思います。

知識としてはインレーとクラウンの違いがよく解っていませんでした。かなりの重症です。

まず最初に取り掛かったのはDES歯学教育スクールから出版されているANSWERです。

この本の回答が問題をみたらすぐに出るように丸暗記から始めました。

丸暗記が終わったら内容を理解するように努め、解らない用語は「サイドリーダー」や教科書などで一つ一つ無くしていきました。

そして今はあるかわかりませんが、「国試の鉄人」を使い、○○○の法則など永久歯の生え変わる時期や、外科矯正がどの不正咬合に適応されるかなどを勉強しました。

特に、この「ANSWER」と「国試の鉄人」が参考書のメインになり、この本をボロボロになるまで勉強をした記憶があります。

更にこの ANSWER」は、1~4学年で行われる通常の科目試験でも非常に有効です。

よく出てくる用語や大切なポイントは忘れたらすぐにインプット出来る様に「国家試験ノート」を自分で作製しました。

当時、麻布デンタルアカデミーでは6年生を対象にした現役生コースがあり、受講生は私を含め、3人しかいませんでしたが、1日1教科内容の濃い授業を受けていました。流石、プロの予備校講師だけあって教えるのがとても上手でした。

そして、模試はすべて受け、試験前にはその模試で受けた問題を再度勉強し直しました。

模試は予備校が今年出る可能性のある問題を予想し作製してある為、似た問題が国家試験でも複数出題されました。

以上が私がした勉強法をザックリお話しさせて頂きました。

そして、何より大切なのは国家試験に受かりたいという熱意です。

大学生は何かと勉強以外にする事が色々あると思います。

しかし、大学に入学した目的は言うまでもなく歯科医師になる為です。

そして、ご両親は可愛い自分の子供の為に私立なら3000万円程度、公立なら350万円程度の大金を支払って大学に通わせているのです。

将来、子供が歯科医師になって働き、一人でも生活が出来、お金の事で困らない様にと。

私も4年生後期から猛勉強をしたきっかけはその事に気付いたからです。

やはり、両親には心配を掛けたく無いですからね。

学生の皆様、もう少しの辛抱です。

頑張って下さい。応援しています。

※このブログを見ている方でこの様にしたらもっと効率がいいなどの勉強法があれば是非教えてください。私の国家試験の勉強法は10年以上前の話ですので今となっては古いのかも知れません。

あなたはダメじゃない

若手の頃ってどんな職業でも上司に怒られる事ってありますよね

私もこっぴどく叱られました。

「お前は道を間違えた」「歯科医にならない方が良かったんじゃないか」

など暴言を毎日の様に言われました。

その暴言によって鬱になり、我ここにあらずの状態になっていました。

何故、私(貴方)が怒られるのか?それは私(貴方)が下手だからです。それでは何故、私(貴方)は下手なのでしょうか?それは私(貴方)にセンスや才能が無いからでしょうか?

それは違います。

ただ単に私(貴方)に経験が少ないからですよく院長から「俺は最初から治療が上手で才能もあった」

など自慢話を聞かされた経験があります。

それって本当かな?といつも思っていました。仮に院長の年齢が50代だったとしましょう。

その院長の経験年数は少なくとも25年以上であり、20代の先生が生れる前から治療をしている事になります。

上手なのは当然です。

逆に言うと、センスや才能があったから上手なのではなく、長くやっているから上手いだけ話です。

そして何が言いたいのかというと、

上司の言っている事を真に受けて、自分にセンスや才能が無いと思い込まないで欲しいのです。

毎日、パワハラを受けていると本当に自分がダメな人間だと思い込み、鬱状態になり仕事に身が入らず、

ミスを冒してしまいがちになります。

その事で更に怒られ、またミスをするという悪循環になってしまいます。

最悪の場合、自殺を考える人もいるのかもしれません。

解決方法としては、その職場から逃げましょう

逃げた後は少し休んで違う職場で働くか、治療が一通り出来るのであれば開業しましょう。

私の場合、それほど腕に自信がなかった4年目に院長を任され、その時は不安でした。

しかし、頼る上司がいない状況だったので、自分で考え対処する事で腕はメキメキ上達し半年後には1人でやっていく恐怖はなくなり、治療に自信が持てた事をいまでも鮮明に覚えています。

そしてまだ一人では怖くて治療出来ないという先生はしっかり寛容に教育してくれる医院を見つけて下さい。

初めの内は給料よりも教育です。給料が安くてもしっかり治療技術を習得できる職場を探しましょう、

お金は後から付いてきます。

諦めずに続ける事できっと貴方も上達する事でしょう頑張って下さい。

広告

様々な宣伝方法がありますが、宣伝広告の要となるのがホームページになります。

開業をすると色々な業者からホームページを作製しませんかと連絡があります。

なかには作製だけで100万円以上かかる業者も存在します。

でも、そんなハイグレードなホームページが必要でしょうか、

私の場合、電話番号診療時間それと所在地に目を通す位で、院内紹介やスタッフブログなどは絶対に見ません。

そこの歯科医院のスタッフが何をしているかなど気にする人っているのでしょかね。

多分、殆どいないでしょう。

そんな訳で当院が使用しているホームページがCIホームページです。

特に文章を考える必要が無く、テンプレートから選ぶだけで、ホームページが簡単に作れますし、

休診日などのお知らせなども自分で簡単に掲載する事が出来ます。

作りがシンプルで必要な情報しか記載されておりませんが、

CIイージーアポと連携しておりホームページからの予約がかなり多く入ります。

CIイージーアポはクラウド上で予約可能な日時を患者さんが見て予約を入れる事が出来る為、

電話で予約の確認をする必要が無く、予約が非常に取りやすいです。

CIホームページCIイージーアポは両方とも1980円(税抜き)で安価です。

是非、使ってみて下さい。

針刺し事故

毎年多くの医療従事者が針刺し事故を起こしています。

特に気を付けなければならないのが縫合の時です。

針を直接指で保持しなければならない為、非常に危険です。

私も指にバンドエイドを貼ったり、指サックをつけてみたりして色々考えましたが、

やはり耐針性が無い為、怖くて実際に使用する事が出来ませんでした。

そこで、ネットで調べたらGABA’SP 耐針指カバー N-Capという商品があり、

実際に購入してみました。

縫合時には左手の親指と人差し指で針を掴む為、2つ購入したら大丈夫だと思います。

耐針性も持たせる為、薄ステンレスが指のひらに配置されていますが、

付けた感じは柔らかく、指の曲げ伸ばしは可能で、針をしっかり掴む事が出来ると思います。

縫合専用ではないと思いますが、代用出来る製品は私が調べた結果はこれしかなく、購入して使用する事にしました。

なにかいい製品があれば是非教えて下さい。

広告について

内覧会の日時が決まったら、新聞折り込みでチラシで内覧会の告知をしましょう、

この内覧会で新規の患者さんを獲得し、スタートダッシュを決めます。

因みに当院では内覧会の告知をしていなかった為、診療開始日~1週間の1日平均来院患者数が2.3人という散々の結果でした。

その後、急いで新聞折り込みでチラシで開院の告知をする事で、地域住民に認知して頂き、徐々に患者数は増えていきました。

開院後のおススメの広告はgoogle広告です。

今の時代、その歯科医院の情報をインターネットで得てから受診するという流れが一般的だと思います。

問診表の来院動機の欄でも、インターネットでの検索が大半を締めます。

Google広告に掲載する事でその歯科医院ホームページが上位に表示され、人の目に止まりやすく効果は抜群です。

他にも、電話帳に広告を出したのですが、余り効果は実感出来ず、費用だけかかった印象でした。

歯科医師会入会

歯科医師会入会の流れについてお話しします。

歯科医師会に入会するにはまず開業予定地の歯科医師会に挨拶に行き、入会したい旨を伝えます。

そこで役員の先生の連絡先を教えてもらえますので、役員の先生全員に電話で挨拶をします。

また、役員の中でも会長や専務などの先生には電話ではなく実際に医院に出向き挨拶をしましょう。

役員の先生から開業予定地周囲で既に開業されている先生方の中からどの先生に挨拶に行くべきかを教えてもらえます。

電話でアポを取り、手土産を持参し、挨拶にいきましょう。

会費がかかりますが、歯科医師会では定期的に講習会や懇親会があったり、

歯科医師国保に入会出来るなどのメリットがある為、入会する事をおススメします。